S7使用構築
S7の最終日に使用した構築。
レート:1916→2109
最終日の一週間程前に原案を頂いて、そこから自分なりに使いやすいようにアレンジしていった。
個体紹介
実数値:212‐132‐147‐/‐130‐67
技構成:じしん/ステルスロック/ふきとばし/あくび
H‐4n
B‐A特化メガボーマンダの↑1捨て身タックル耐え
D‐C211メガリザードンYの晴れ下オーバーヒート耐え
所謂起点作りのカバルドン。初手に出してステルスロック+欠伸でボーマンダの起点を作るのは勿論、HBカバルドンのように後発からサイクルを回す役割を担うことも多かった。
構築の基本的な勝ち筋がカミツルギかボーマンダでの全抜きしかないため、基本的には毎回選出してステルスロックでサポートしていく。砂ダメージでの蓄積も案外バカにならないので、雑に切らないように立ち回る。
実数値:175‐/‐108‐118‐109‐182
技構成:10まんボルト/しぜんのいかり/どくどく/はねやすめ
HD‐B<D
S‐最速ジャローダ抜き
ポリゴン2やクレセリア、カバルドンなどの数値受けに毒を刺すサポート役。構築で唯一まともにテッカグヤに勝てるポケモンなので積極的に出していく。
誘い殺しの側面が強いので選出した際の勝率が高い。
実数値:135‐256‐151‐/‐51‐161
技構成:リーフブレード/やつあたり/はたきおとす/せいなるつるぎ
H‐余り
AS‐振り切り
抜きエース。スカーフと鉢巻を兼ねられる強力な特性を持ち、メインウェポンが両方半減される相手には基本的にステルスロックが抜群以上で入るのでサイクルしているうちに一貫ができやすい。
原案ではASを大きく削り特殊耐久に回していたが、特殊耐久を上げている恩恵がそれほど感じられなかったこと、一貫を作る過程でカミツルギ自身もサイクルに参加して削れていることが殆どで耐久振りが生かせないことが多いと感じたため、ASに振り切った。
ステルスロック込みで無振りギャラドスをリーフブレードで確定、無振りカプ・コケコを高い乱数で落とせるようになるなど、恩恵を感じることは多かった。
スマートホーンを切ってやつあたりを採用しているのは、威力に大差がなく、リザードンやボルトロスの等倍で通る点を評価して。ゲンガー絡みの構築にはスマートホーンを持っている方が選出しやすく、技構成については好みの色が強いように感じる。
実数値:161‐75‐171‐112‐172‐72
技構成:キングシールド/シャドーボール/かげうち/どくどく
H‐余り
AC‐シャドーボール+かげうちで無振りカプ・コケコを確定
BD‐B<D調整
鋼タイプで性能の高いポケモンとして採用。食べ残しを持った型も試していたがシャドーボールの指数が足りないと感じることが多く、ゴーストZで採用。
基本的には初手に投げて雑にZワザを消費して削りにいく。ゴーストZは通りの良さがミズZの比ではないので無駄打ちになることは殆どなく、序盤から主導権を握れることが多かった。ノーマルタイプへの抵抗として毒を採用したが、ゴーストタイプが半減無効される悪ノーマルへの打点となる聖なる剣はこのポケモンと非常に相性が良く、構築全体で数値受けへの崩しが不足していなければ聖なる剣を採用したほうが良いように思う。
切り気味の受け回し構築に対してはカバルドンのステルスロックと合わせてゴーストZで後出しグライオンを吹き飛ばすことで、苦しいながらも対応していた。
実数値:191‐/‐108‐178‐121‐82
技構成:ねっとう/ラスターカノン/れいとうビーム/めざめるパワー(炎)
S‐4振り同族抜き
HC‐余り振り切り
原案を頂いてから試行錯誤の間に抜けていったが、さらに試行錯誤を繰り返すうちに戻ってきたポケモン。採用理由が曖昧ながらも、ゲッコウガやアーゴヨンへの耐性の高さ、大抵の攻撃を一撃は耐える耐久、意外に高いC、いつの間にか発動している激流などで選出すると毎回大活躍する謎のポケモン。
ゲッコウガが入ったカバリザ・カバマンダには大きく有利を取れるので積極的に選出していく。
軽視されがちで一匹もエンペルトに勝てない選出をされることがそれなりにあるので、選出に迷ったら出し得。
実数値:181‐191‐151‐/‐124‐171
技構成:やつあたり/りゅうのまい/みがわり/はねやすめ
A‐無振りミミッキュをやつあたりで確定
HB‐A143ミミッキュの↓1ミミッキュZ+↓1かげうちを最高乱数2連以外耐え
HD‐C211めざめるパワー氷最高乱数切り耐え
S‐最速ウツロイド抜き
サイクルを回しながら積みエースを兼ねられる万能なメガシンカポケモン。
基本的にはサイクルの過程で相手の鋼や数値受けを削り、カミツルギとボーマンダどちらかの一貫を作ることを意識する。
選出
基本選出と呼べるほど強力な選出パターンはなく、相手の構築に合わせて変えていく。
比較的多いのはカバ+マンダ+ツルギとカバ+エンぺ+マンダ。
ガルド+ツルギ+エンペのようなイレギュラーな選出をすることも少なくない。
反省
とにかく潜りだすのが遅い、準備が遅い。
育成が終わって潜り始めたのはシーズン終了7時間前、開始3時間は1800で燻っていた。
もう少し余裕を持って取り組めていればもう少しいい結果になっていたかもしれません。
インフレしたシーズンと言われていますが、それでもポケモン復帰したシーズンで2100に乗ることが出来たのは素直に嬉しいです。
6世代でも最終日に徹夜して潜るのは経験したことがなかったので新鮮で楽しかったです。来シーズンも頑張ります。
ありがとうございました。